夜中に目が覚め再び眠りにつけない赤ちゃんなんて聞いた事がありません。
でも、大人になるにつれて、夜中に目が覚めても再び寝る事ができない回数が増えてきます。夜中に目が覚めて再び眠れない経験をした事がある人も多い事でしょう。
例えば、
- 悪夢にうなされて起きてしまう
- 夜中に尿意を催して起きてしまう
- 寝相の悪い子供に蹴られて起きてしまう
- パートナーのいびきや歯ぎしりが煩くて起きてしまう
これ以外にも様々な原因で夜中に目が覚めるひとも多いでしょう。
今回は、夜中に目が覚めた時に再び眠りにつくための方法を解説させて頂きます。
ボケーっと天井を眺めたり、眠ろうと目を瞑って頑張る時間を大幅に削減して、次の日の活力を手に入れる事ができる方法ですので、是非とも実践してみてくださいね。
夜中に目が覚めた時に絶対にやってはいけない3つのこと
やってはいけないことは、やらなければ良いだけです。めちゃくちゃ簡単な方法ですので、今日から誰でも出来るようになります。
【1】スマホ等の画面をチェックしない
スマホから発するブルーライトは、体内の睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニン生成を抑制する可能性があると指摘されています。
夜中に目が覚めたときにスマホの画面を見ると、ブルーライトに刺激されて寝付きが悪くなります。夜中に目が覚めた時は、スマホを見ないようにしましょう。
【2】夜中に目が覚めても時計は見ない
夜中に目が覚めたら、時間が気になりますよね。だから、スマホや目覚まし時計を見て時間を確認する事でしょう。
でも、この行為がNGです。スマホを見るのがダメということは先述しましたが、時間を見ること自体も避けたほうが良いでしょう。
例えば、深夜3時に起きて目覚まし時計をみるとどう感じますか?
ここで、「あっ、まだ寝れる!ラッキー♪」と思うのであれば、時計を見る価値はあるかもしれません。でも、大半の人は「こんな時間に目が覚めてしまった・・・」と感じることでしょう。
わざわざ時間を確認して、残念に思うくらいなら見る必要はありませんよね。
【3】電気はつけない。(ただしトイレの時はOK)
せっかく睡眠モードに入っても、電気をつけて明るくすれば体内のメラトニン生成を妨げるため覚醒モードに入ってしまいます。
スマホの光や、デジタル時計の光も厳禁です。夜中に目が覚めた場合は、そのまま目を瞑って眠るのがベストだということです。
ただし、トイレの場合は別問題です。暗闇の中でトイレに行けば転倒してしまうリスクもあります。また、男性の場合は的から外れてしまう可能性もあります。
夜中に目が覚めた時に再び寝るために行う4つのこと
夜中に目が覚めた場合、何もせずにもう一度寝るのがおすすめです。
ただ、寝ようと思っても眠れないこともあるでしょう。そんな時におすすめな方法をご紹介させて頂きます。
【1】瞑想や深呼吸を行う
寝たいのに眠れないと、気持ちが焦って交感神経優位となり、ますます眠れなくなります。ですので、心を落ち着かせて副交感神経優位にする必要があります。
これにおすすめなのが、瞑想や深呼吸になります。
瞑想や深呼吸をすることで、心を落ち着かせて再び眠りにつきやすくなります。
ただ、瞑想や深呼吸と言われても、やり方が無限にあって何が良いか分からないかもしれません。
そこでおすすめなのが、いつもよりも少しだけ深く呼吸をする方法です。少しだけゆっくり深く息を吸って、少しだけゆっくり深く吐き出します。
ポイントは、『いつもより少しだけ』です。心地良く感じれば、全く問題ありません。
【2】体をリラックスさせて余計な力を取り除く
リラックスして再び眠りにつくためには、体をリラックスする方法が有効です。
瞑想が上手な人は、体をリラックスさせるのも上手だと思います。ただ、瞑想で心を落ち着かせても、体までリラックス出来ない人も多いです。
そのため、体も一緒にリラックスさせるようにしましょう。
具体的には、目を閉じてゆっくり息をします。そして吐くと同時に体を緩めていくのです。
- 頭
- 肩
- 腕
- お腹
- 足
息を吐きながら順番に体を緩めていきましょう。ポイントは脱力です。全身が脱力すれば、再び眠りにつきやすくなります。
【3】リラックスできる音楽をかける
音楽は心をリラックスさせる効果があります。そして、リラックスが心地良い眠りに誘導してくれるでしょう。
この曲を聴いたら寝つきやすいというお気に入りの音楽を探すのも、楽しみの一つとして有効です。
ただ、テンションが上がる音楽や、大音量で音楽を流すのは厳禁です。あくまでも眠るのが目的ですので、心地いいBGMを流すという感覚です。
【4】羊を数える
「おいおい!そんな事やっても意味ないよ!」と思う気持ちを抑えて聞いてみてください。
脳は、短調作業に弱く眠気を誘発してしまいます。これに関しては、退屈な時にあくびをしたり眠たくなった経験がある人も多いと思いますので、感覚的に分かるのではないでしょうか?
もちろん、馬鹿正直に羊を数える必要もありません。退屈になるのが目的なので、例えば寝るまで『17』を足し続けても良いかもしれませんね。そのうち疲れて眠りにつくでしょう。
夜中に目が覚めてどうしても眠れない時に行うこと
夜中に目が覚めて、そして頭が冴え渡って眠れなくなる事もあるでしょう。
どうしても眠れなくなった場合に行う具体的行動を解説させて頂きます。
【1】部屋が暑い場合はエアコンで冷やすようにする
睡眠に最も適した環境は、『少し涼しいくらい』です。暑いと寝苦しいのは勿論ですが、暖かい状態も最適とは言えません。
そのため、エアコンで部屋の温度を下げればスムーズに眠りにつく事ができるようになります。
【2】思い切ってベットから起き上がり別の部屋で眠る
どう頑張っても眠れない場合は、別の部屋にいく事をおすすめしています。
夏場の場合は、ソファーや床の上で寝転がったら、ひんやりして意外にきもちいです。そのまま眠っても良いですが、眠気が舞い戻ってきたタイミングでベットに戻るようにするのが最適です。
【3】普段読めない難しい本を読んでみる
いつも読んでる最中に眠たくなるくらい難しい本がベストです。
普段と同じように眠たくなる事だと思いますので、眠れない時に活用しない手はありません。それでも眠れない場合は、眠たくなるまで読み進めれば良いです。
寝れたらラッキーだし、眠れなかったら勉強になってラッキーです。
どちらに転んでもメリットしかないので、個人的には一番おすすめな方法です。
まとめ
夜中に目が覚めてしまった。時計を見たら深夜3時・・・
こんな時間に起きると次の日の仕事に影響が出てしまう可能性が高いです。誰だってもう一度寝ようと思う事でしょう。
でも、そんな時に限って眠れないことって普通にあります。
そんな時に慌ててこの記事を探さないようにしましょう。先にもお伝えしたようにスマホのブルーライトは睡眠ホルモンであるメラトニンの抑制に繋がります。
もしも、夜中に起きる機会が多くて悩んでる場合は、以下だけでも頭に入れておくと便利です。
夜中に目が覚めた時に絶対にやってはいけない3つのこと
- スマホ等の画面をチェックしない
- 夜中に目が覚めても時計は見ない
- 電気はつけない。(ただしトイレの時はOK)
夜中に目が覚めた時に再び寝るために行う4つのこと
- 瞑想や深呼吸を行う
- 体をリラックスさせて余計な力を取り除く
- リラックスできる音楽をかける
- 羊を数える
夜中に目が覚めてどうしても眠れない時に行うこと
- 部屋が暑い場合はエアコンで冷やすようにする
- 思い切ってベットから起き上がり別の部屋で眠る
- 普段読めない難しい本を読んでみる
夜中に目が覚めた時には、是非とも上記の方法をお試し頂けたらと思います。
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