夜は一睡もできずに、外がだんだんと明るくなってきました。
「はぁ、今日の仕事、大丈夫かな・・・」
と、ため息混じりに考えた事がある人もいらっしゃると思います。僕自身の話ですが、副業全盛期は無我の境地で頑張ってた結果、気づいたら朝だった事もしばしばありました。
そんな状況でも、サラリーマンなら仕事をしなければいけません。副業を頑張ったら次の日休んでも良いというルールなんてある訳ないですよね。
ここでは、眠れないまま朝になった時に役立つノウハウをご紹介させて頂きます。
気付けば出勤2時間前。その時の選択は?
夜中に眠気が来なかったり、作業をして夜通し起きていることもあるでしょう。
そして気付いた時には、出勤2時間前。このまま寝ずに出勤すると、想像を絶する過酷な1日が待っていると思います。この時に、どのような選択をしますか?
- そのまま起きておく
- 頑張って寝る
究極の選択ですが、90分以上眠れる場合は寝た方が良いというデータが出ています。
というのも、個人差はあるもののレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルは、一般的に90分と言われています。
つまり、90分以上の時間が確保されていたら、頑張ってでも寝た方が良いです。
どうしても眠れないならば、二度寝マニュアルを実践するのは非常におすすめです。
ほぼ眠れないまま朝。辛い1日を乗り切るタイムスケジュールとは?
一睡もしないまま朝になったり、1〜2時間の超短眠で朝を迎えてしまったら、憂鬱な1日の始まりです。
眠たくて眠たくて、意識がぶっ飛びそうでも1日を乗り切らないといけません。めちゃくちゃ辛いです。そんな1日って、考えたくもありませんよね。
ここでは、寝不足で辛い1日を乗り切るタイムスケジュールをご紹介させて頂きます。
是非とも参考にして、辛さを最小限に抑えるようにして下さいね!
午前7時。目覚まし時計のゴングが鳴り響きます。
「眠すぎる・・・」ほぼ寝れないままの朝です。
ベッドに雪崩れ込みたい気持ちになるかもしれませんが、ここで二度寝をしたら確実に遅刻します。
起床時間にあなたが実践することは以下になります。
- 背伸びをする
- コップ1杯の水で水分補給
- カーテンを開けて朝日を浴びる
- 炭水化物は食べない
- コーヒーは飲まない
【1】背伸びをする
朝は体が凝り固まっています。ほとんど睡眠らしい睡眠がないまま朝になったら尚更です。
朝起きたら一番に「ぐ〜〜〜」っと背伸びをして、凝り固まった体を伸ばしましょう。
赤ちゃんも寝て起きたら背伸びをするし、犬や猫などの動物も背伸びをしますよね。動物は本能的に『起きたら背伸びをして体をほぐす』んですよ。
大人になるに連れてやらなくなる人が多いんですが、眠れない日に限らず毎日の習慣にすると良いでしょう。
【2】コップ1杯の水で水分補給
眠れないまま朝になった場合、おそらく飲まず食わずだと思います。体は確実に水分不足になっていますので、必ず水分補給をしましょう。
出来ればお茶よりもミネラルウォーターを飲むことをおすすめします。
【3】カーテンを開けて朝日を浴びる
そして、カーテンを開けて日光を浴びます。日光には睡眠ホルモンであるメラトニンを抑え込み覚醒する効果がありますので、眠気の元を絶つ事ができます。
1日の体内時計をリセットする意味でも、朝日を浴びることは非常に大切です。
【4】炭水化物は食べない
炭水化物を摂取することで、インスリンが放出され血糖値が急激に上がるため眠気に襲われます。ちなみに、食べ過ぎもNGです。もちろん、ジャンクフードはご法度です。
僕らの体は、消化吸収に莫大なエネルギーを使います。体が疲れてしまうと、眠気を誘発してしまいますよね。昼食後に眠たくなるのも同じ原理ですね。
朝食は、少量のタンパク質や果物を食べるようにしましょう。ちなみに、僕のおすすめは豆乳&プロテインシェイク(青汁入り)です。
最近は、朝イチで飲んでるんですが、すこぶる調子が良いです。
【5】コーヒーも飲まない
眠気覚ましのコーヒーも極力控える事をおすすめします。というのも、1日のカフェイン摂取量は400mgとされていますので、コーヒー3杯までです。
朝に貴重な1杯を飲めば、残り2杯のコーヒーで1日を乗り切る必要があるので正直辛いです。
午前7時20分。体を目覚めさせる
まだまだ眠いです。朝食も寝ながら食べたかもしれません。
睡眠不足の場合は、脳疲労も肉体疲労も全く取れていない状態です。コリコリのコリな状態になっています。
本当ならマッサージに行って体をリセットしたい所ですが、まもなく出勤時間です。
ですので、簡単なストレッチを行いましょう。普通に屈伸したりアキレス腱を伸ばしたり、なんでも良いのでゆっくりと体を動かして覚醒モードに入っていきます。
午前7時45分。家を出る
朝起きて一番に日光を浴びていますが、通勤中は可能な限り日向を歩きましょう。太陽の光で覚醒度を高めて体温を上昇させれば、良いリズムで1日をスタートさせる事ができます。
メガネやサングラスは外して、太陽光を直接浴びるようにする事も大切です。
午前8時15分。職場到着。8時30分仕事開始
職場に着いたら身支度を整えて、仕事開始です。
椅子に座ってパソコンを眺めたら、眠りにつきそうな場合は可能な限り動きがある仕事から始めましょう。
もしも、この時点で気絶しそうなほど眠たかったら、迷わずコーヒーを飲みましょう。カフェインは飲んでから約30分後に覚醒を促すので30分は我慢です。
コーヒーのカフェインが効き始めたら、頭を使う仕事を行うようにしましょう。
もしも眠たすぎて気絶しそうな状態なら、洗面台で顔を洗ったり階段を歩いたりして少しでも覚醒に向けて意識を集中させるようにしましょう。
午前12時。昼休み
昼休みになったら即昼食です。
この時、外に食べに行くのもNGです。買い出しに行くのもNGです。出勤時に昼食を買っておくなどの工夫が必要です。
というのも貴重な1時間の昼休みです。買い出しなどの移動で10分〜20分の時間を無駄にしてしまっては午後から苦しんでしまいます。
サクッと昼食を食べて、その後は30分のパワーナップで超回復を行います。
ちなみに、パワーナップの前にコーヒーを1/2杯飲む事をおすすめします。コーヒーを飲めば30分のパワーナップ終了に向けて徐々に覚醒してきます。
スムーズに起きるためにも、パワーナップとコーヒーは非常に相性が良いです。
午後1時。残りのコーヒーを飲んで気合を入れる
普段もそうだと思いますが、昼食を食べた後は眠たいです。会議などがあれば、ウトウトする人も多いのでは無いでしょうか?
しかも、起床後6〜8時間後が最も眠たくなる時間帯に重なっています。ここを気合で乗り切るためには、カフェインの覚醒作用に助けてもらうのが効果的です。
午後3時。休憩
午後3時は一般的には休憩時間です。もしかしたら、この時間に休憩が取れない方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、時間帯をずらしてトイレの個室に篭って休憩でも良いかもしれません。
トイレで10分〜15分くらい目を瞑るだけでも有効です。昼休みにとったパワーナップのショートバージョンです。眠たい時は、短時間で良いので積極的に仮眠を取る事をおすすめします。
休憩が終われば、午後5時30分の終業までラストスパートです。最後の気力を振り絞って頑張りましょう。ただ、寝不足の時には頑張れないと思うので、『明日できる事は今日するな!』の精神で取り組むようにしましょう。
午後6時。フラフラ状態で帰宅
お疲れ様でした。家に帰れば晴れて自由時間です。好きなだけ寝て大丈夫です。
ただ、帰ってすぐに寝ると中途半端な時間に起きてしまって、結局寝れずに辛い今日と同じ1日の繰り返しになってしまう可能性があります。
眠たくても、夕食を食べて、お風呂に入って、歯を磨いて、寝る準備をして眠りにつくようにしましょう。そして、次の日は今日の分も頑張りましょう。
眠れないまま朝を迎えないために大切な睡眠方法
正直眠れないまま朝になると、仕事が辛くて辛くて仕方ありません。
ですので、可能な限り規則正しく寝る習慣をつける事が大切です。
以下の記事に睡眠前の行事を記載していますので、是非とも参考にしてみてくださいね!
→気持ち良いくらい爆睡するために行う『睡眠前に意識』をする5つのポイント
気持ちいいくらい爆睡する事ができれば、瀕死状態で仕事をする事がなくなるので、仕事にも力が入るようになります。
この記事をご覧のあなたが、眠れないまま朝を迎える事が無くなり、二度とこの記事を見なくなれば嬉しいなと思います。
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