目が覚めた時に夢を思い出せない意外な理由とは?睡眠の目的の理解が大切

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睡眠中に夢を見ると、長時間寝たような気分を味わう事ができます。

でも、眠っている時に見た夢を思い出す事ができなかったら、全く寝た気持ちにならなくて残念に思う人も少なくないでしょう。

「なんで自分は夢を思い出せないの?もしかして夢を見てないのでは・・・」

そんな不安な気持ちを抱くかもしれません。ここでは、夢のパターンや夢を覚えておく方法などについて解説させて頂きます。

あなたの不安を一撃で取り除く内容となってますので、最後までご覧頂けたらと思います。

【結論】夢は覚えてなくても体の疲れが取れていたら正常

通常の睡眠サイクルは、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)が交互になります。

夢の観点で解説すると、以下になります。

  • レム睡眠→夢を見る睡眠
  • ノンレム睡眠→脳を整理して夢の記憶を消去

通常は、90分サイクルでノンレム睡眠とレム睡眠が切り替わりますので、レム睡眠夢を見た後にノンレム睡眠が夢を消去しているという流れです。

つまり、夢を覚えていないのはノンレム睡眠が夢を消去しているからなんですね。

ちょうど良く夢を見ている時に起きれば、夢は覚えているし夢を消去された後に起きれば夢は覚えていないという事です。

ですので、夢を見ずとも体の疲れが取れていれば全く問題ないという事になります。

でも、なんで夢を見やすい人と全く夢を見ない人がいるの?

人は十人十色で睡眠環境も睡眠の質も個人個人違います。ですので、一概には言えませんが、夢を覚えていない人と夢を見やすい人の大きな違いは以下になります。

  • 夢を見やすい人:睡眠時間が長い人(8時間以上)
  • 夢を覚えていない人:睡眠時間が短い人(6時間以下)

睡眠時間が短いと、深い眠りであるノンレム睡眠(夢を消去する)の時間が長くなって夢を覚えていない可能性が高くなります。

逆に睡眠時間が長いと、後半は浅い眠りであるレム睡眠(夢をみる)が優位になり、夢を覚えて目覚める可能性が高くなるんです。

睡眠時間がいつも短い人でも、たまに長時間寝た時に夢を見た記憶がある人も多いでしょう。

ですので、睡眠時間が短い人が夢を覚えていないのは全くもって悪い事ではありません。

睡眠中にみた夢を覚えておく方法

あまりにも夢を見ないと、寝た気がしない人もいらっしゃるかもしれません。

そこで、夢を覚えておく方法をいくつかご紹介させて頂きます。

人生の3分の1を睡眠にする

こちらは、忙しいサラリーマンには非現実的かもしれませんが、8時間以上の睡眠を取れば夢を覚えて目覚める確率が増えます。

朝7時に起床する人は、23時には就寝するようにしましょう。

ただ、個人的に夢を見るために睡眠時間を長くするのは時間の無駄だと考えていますので非推奨です。

二度寝をする

夢を見る時は、レム睡眠と呼ばれる眠りが浅い時になります。

つまり、起床予定時刻の1時間前にアラームで目覚めて、その後夢の続きを見る作戦です。

朝は既に睡眠で疲れが取れた状態ですので、どうしても浅い眠りになってしまいます。つまり、二度寝が夢を見やすい状態を作り上げるということです。

夢日記を付ける

よく聞く話かもしれませんが、夢日記を付ける方法です。

夢は起きて直ぐに一番覚えており、時の経過と共に忘れ去られてしまいます。そこで、ベッドの横にノートとペンを置いておき、目覚めた直後に記録する習慣を身につけましょう。

そして、出来れば見た夢の理由を考えると面白いです。

  • 夢に旧友が出てきたら、前日に旧友を想起させる出来事が無かったか。
  • 高校時代の部活の夢を見たら、前日に部活を想起させる出来事が無かったか。
このように夢と現実を紐付けていく事で、夢の傾向がわかって面白いです。

まとめ

眠っている時、夢をみないと寝た気にならないかもしれません。でも、考えてみてください。

夜眠る目的は、夢を見ることでしょうか?違いますよね。1日の疲れをとって、明日の活力を手に入れる事が真の目的になります。

ということは、夢を覚えているかは気にする必要は全くありません。

目が覚めて、昨日の疲れが取れていれば良いという事になります。

もしも、寝て起きても体の疲れが取れていないと感じるようでしたら、以下の記事をご覧頂けたらと思います。

→【人生を変える睡眠方法 】活力に満ち溢れた希望の人生を謳歌しよう

それでは、最高の睡眠を心ゆくまでお楽しみ下さい。

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