「明日のために、そろそろ寝よう!」そう思ってベッドに入っても、ストレスで眠れない時ってありませんか?実は、非常に多くの方々が、ストレスが原因で1ヶ月に1回は眠れない夜があるというデータも出ています。
National Sleep Foundationの調査によると、13〜64歳の人々の43%が、過去1か月に少なくとも1回は、ストレスのために夜に起きていると報告されています。
寝ないといけないと思えば思うほど、寝れないストレスでイライライライラ・・・
時の経過と共にストレスが増大して、さらに眠りを阻害してしまいます。
あなたのストレスが爆発する前に、この記事に出会って良かったと心の底から思います。
なんでストレスごときで眠れなくなるの?
心地良く眠りにつくために最も重要なのが、なぜストレスで眠れなくなるかを熟知することです。眠れないなら、眠れない原因があり、それを取り除くことによって、いつものように眠る事ができるようになります。
では、ストレスで眠れない原因は何なのでしょうか?
ストレスとアドレナリンの関係
おそらく『アドレナリン』という言葉は誰もが聞いた事があると思います。
このアドレナリンは、外部からの危険やストレスに対して最良の選択をするために血圧や脈拍を上げて臨戦態勢に入る準備をした状態になります。
臨戦態勢で眠りにつくことは可能か?
さて、ここで質問です。
人間は、臨戦態勢(いつでも戦える状態)で眠る事ができるでしょうか?
これは、笑いながら感情剥き出しで怒るくらい高等テクニックです。普通の人には絶対に無理な領域です。
つまり、ストレスを抱えた状態で眠るのは、人間には出来ない神の領域だという事をはじめに理解しておく事が大切です。
ストレスを抱えているのは正常なので安心してください。
人間は、誰しもストレスを抱えて生きています。完全なストレスフリーな人間なんてこの世にはいないと思います。
ここで注意して頂きたいのは、慢性的にダラダラと感じているストレスです。
慢性的なストレスを持つということは、臨戦態勢で常に生きているような感じです。つまり、戦場で生活しているような物です。
この状態は、心身の健康に深刻な悪影響を与える可能性があるということは、誰もがイメージできると思います。
つまり、僕らの安眠のためには慢性的なストレスを減らす事が非常に大切だという事になります。
何より先に『イライラストレスの原因』を突き止める
意外に思うかもしれませんが、一番効果的なストレス対処法は『自分のストレスに気づくこと』なんです。
ストレスが慢性化する人の多くは、自分のストレスの原因が本当の意味で分かっていません。ストレスの原因が分からないということは、『何を探しているか分からない探し物』と同じくらい、何をやっても成果が上がりませんよね。
先ずは、ノートとペンを持って、あなたのストレスの原因を全てリストアップしましょう。
先ずは、あなたが抱いているストレスに向き合う事が最初の一歩になります。
ちなみに、頭の中の不安やストレスをアウトプットするだけでも、ストレス解消効果に役立ちます。一番のストレスは、ストレスの元凶が分からない『ストレスフォグ』ですからね。
眠れないイライラは今日で最後!ストレスの慢性化を防ぐために帰宅後にやる事
1日で最もストレスが溜まるのは仕事です。会社員であれば、上司や取引先にも気を使う必要があります。やりたく無い事もやり、精神的に疲れてストレスが溜まってしまう事でしょう。
ストレスを抱えた状態では安心して眠る事ができません。そこで、仕事が終わって帰宅後に行うべきリラックス方法をご紹介させて頂きます。
家に帰ってからの食事は健康に良いものを
家に帰ると奥様が夕食を作ってくれていれば言う事はありません。感謝しながら頂きましょう。
ただ、仕事から帰ってから自分で夕食を作るとなると大変です。ストレスが溜まっていると、ついついコンビニなどで済ませてしまいがちです。
でも、出来れば加工食品やジャンクフードは食べない方が良いです。栄養価が低く、カロリー重視のため、余計にストレスが溜まってしまいがちです。
ストレスが溜まっている時こそ、野菜や果物を取り入れるなど健康的な食事を心がけましょう。
アルコールもカフェインも夕食以降は禁止
ストレスが溜まっている時は、お酒でも飲んで気分を紛らわせたくなる気持ちもわかります。でも、アルコールを飲むと交感神経優位になり、睡眠の質が著しく下がりストレスの慢性化にも繋がる可能性があります。
カフェインは覚醒作用があるので余計に眠れなくなるので注意が必要です。
こちらに関しては、気持ち良いくらい爆睡するための睡眠前の5工程で解説していますので、更に詳しく知りたい方は要チェックです。
38℃〜40℃のぬるめのお風呂でリラックスをする
お風呂でお湯に浸かる行為は、誰がなんと言おうと気持ちいです。
夏場は少しぬるめに感じる38℃くらいがベストで、冬は少し温かめの40℃がリラックス効果が高いと言われています。
ぬるめのお湯で体の芯までポカポカに温めると、神経や筋肉の緊張がほぐれて副交感神経優位に状態になり、心身ともにリラックス状態になります。
ちなみに、42℃以上の熱めのお湯に浸かると細胞が活性化され、免疫機能が向上すると言われています。風邪をひいた時などは熱いお風呂に浸かるのはおすすめですが、リラックスを求めるのであればぬるめのお湯が最適です。
ストレッチエクササイズをする
睡眠前におすすめなのがストレッチエクササイズです。
ストレスが蓄積すると、体が凝り固まってしまいます。体が凝り固まった状態睡眠に入るとどうなるでしょうか?
確かに一度寝てしまえば、力は抜けてリラックス状態になります。ただ、寝てしまうまでが大変です。ストレスでイライラ状態はアドレナリンが出て臨戦態勢という事を忘れてはいけません。
体の力を抜くためにも、軽いストレッチをするなどして睡眠体制を整えておきましょう。
マインドフルネス瞑想で心を落ち着かせる
マインドフルネス瞑想を簡単に説明すると、『今の瞬間に集中する』という事です。
人間の体は、右を向きながら左を向くことが出来ません。脳も体と同じように、今と過去の苦しみを同時に考える事ができません。
つまり、『今の瞬間に集中する事で、過去の後悔とも未来の不安とも切り離す事が可能になるのです。そうすれば、ストレス自体も切り離す事が可能になります。
瞑想自体が心を落ち着かせることは周知の事実だと思いますが、その中でもマインドフルネス瞑想はストレス緩和に高い効果を発揮します。
就寝前に5分でも10分でも良いので、マインドフルネス瞑想を習慣化するようにしましょう。もちろん、睡眠前に限らずストレスでイライラしてきたら実践することをお勧めします。
可能な限りストレスを排除すれば自然に眠りにつく
ストレスが溜まったイライラ状態は、戦場にいるのと同じ精神状態です。戦場では命が危険にさらされているため、睡眠なんて絶対にできませんよね。
だから、溜まったストレスを極力排除するんです。戦場から身を引いて、どこでもドアを使ってベッドに移るようなイメージです。
ただ、いきなり戦場からベッドに行っても興奮して眠れない事でしょう。だから、眠りに入るための行事を行ってあげるのです。
それこそが先に解説させて頂いた『ストレスの慢性化を防ぐために帰宅後にやる事』なのです。溜め込んだストレスを解放させて、スムーズに眠りにつくためのエッセンスが凝縮されています。
どうしても眠れないなら強制昇天の儀式を敢行する
強制昇天の儀式は、少し時間がかかりますが寝るという意味では爆烈な効果を発揮します。
M(マスター)B(ベーション)です。こういうの苦手な人もいるかもしれませんが、ストレスでイライラしてても関係ないし、儀式終了後はリラックス状態になります。
そうすれば、イライラもどこかに吹き飛んでしまい、快感と共に眠りにつく事ができるでしょう。
どうしても眠れない時の最後の秘密兵器としてお役立て頂けたらと思います。
まとめ
ストレスでイライラした状態だと眠れません。そして、眠れないと余計にストレスでイライラするという悪循環に陥ってしまいます。
深刻な場合は、一睡もしないまま仕事に突入というパターンになってしまいます。
この状態を回避して、ストレス社会でも安心して眠りにつくために、本記事を書きました。基本的に今日から出来る内容で構成されていますので、ブックマークに登録してストレスで眠れない時に見返すようにしてみてくださいね。
もしも、それが面倒であれば全てを無に返す強制昇天の儀式だけでも覚えておきましょう!笑
ぐっすりと心地良い夢の世界をお楽しみ頂けたらと思います。
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